EIZO本社は石川県白山市に位置する液晶ディスプレイメーカーの本社建築です。2025年5月に竣工した新技術棟は、同社が約60億円を投資して建設した鉄骨造地上6階建て、延床面積約12,928㎡の最新施設です。建物の最大の特徴は、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)規格に準拠した環境配慮型設計にあります (オートメーション新聞より。)
屋上には年間発電量17万kWhの太陽光発電設備を設置し、断熱構造の外壁や省エネ性能の高い設備を導入しています。これにより、2026年度中には敷地内の建物全体でのZEB規格認証取得を目指しています。新技術棟の建設により、本社敷地内のフロアスペースが22%拡張され、高度化・多様化する製品開発や顧客対応に対応できる体制が整いました。建物内部には最新の研究開発施設や技術者の増員に対応するオフィス空間が配置され、同社の技術革新の拠点として機能しています。
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